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節分で渡辺さんは豆まきしなくてよいって本当?節分の由来から鬼のパンツ♪がトラ柄の理由まで。

「鬼は外、福はうち」

節分といえば豆まきですよね。

節分で、渡辺さんは豆まきしなくてよいって聞いたことはないでしょうか?

今日は、なぜそう言われているのかの理由と、豆まきの由来、鬼のパンツ♪がトラ柄の理由までをまとめました。

 

渡辺さんが豆まきをしなくてよいといわれる理由

渡辺さんが豆まきをしなくて良いといわれるのは、「鬼が恐れるため」だといわれています。

その理由は、平安時代の鬼退治の言い伝えに由来します。

平安時代の武人である源頼光の家臣に、特に優秀な4人(頼光四天王)がいました。

京都の大江山に住む鬼(酒呑童子)や、その子ども(鬼童丸)を、この頼光四天王が退治し、また羅生門の鬼の腕を切り落としたりと言われています。

この鬼退治をした「頼光四天王」が渡辺綱坂田金時、碓井貞光、卜部季武の4人。

鬼退治をした「頼光四天王」の筆頭である、最強の武士と同じ姓の渡辺さんだから、鬼も恐れる=豆まき不要なんですね

この鬼退治伝説は関西圏の話ですが、豆まきをしない渡辺さんは東北地方などにも広く分布しているいるそうです。

でも、まわりの渡辺さんに聞いてみると「知らなかった」「豆まき普通にしてたよ」という人がほとんどでした。

 

節分とは?

渡辺さんが豆まきをしなくて良い理由がわかったところで、節分という行事についてみていきましょう。

節分とは文字通り、季かれ目のこと。

現在では立春(2月4日頃)の前日を節分といいます。

本来は立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日の、1年に4回あったものでしたが、立春は1年のはじまりであるとしてとくに尊ばれたため、次第に節分といえば春の節分のみを指すようになっていったそう。

 

節分に行う豆まきの意味

節分に行う豆まきは、季節の変わり目に起こりがちな病気災害を鬼に見立て、それを追い払うという意味があります。

これは中国の習俗が伝わったものとされています。

昔、京都の鞍馬に鬼が出たときに3石3斗の豆をいり、大豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたという話です。

「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔滅する(魔滅=まめ)」ということですね

ちなみに「3石3斗」=約600リットル。

お風呂の浴槽に入る水が大体200〜250リットルなので、かなり大量の豆です。

言い伝えでは、その大量の豆を7人が49日間に渡って投げつけたというのですから、鬼もたまったものではないですね。。。!

 

節分の豆まきのやり方

一般的には、一家の主人あるいは年男(その年の干支生まれの人)が豆をまくものとされています。

注意点としては豆まきには、炒った豆を使うこと。

もし火を通さずに、そのままの豆をまいてしまったら芽が出てしまう可能性があります。
追い出したはずの悪いものが育たないように、炒った豆を使うんですね。

最後に数え年の数だけ豆を食べると病気にならず健康でいられると言われています。

最後に豆を人間が食べることで、鬼を退治した、ということになるわけです。

 

鬼〜のパンツはいいパンツ♪の由来

突然ですが。

「鬼〜のパンツはいいパンツ♪ 強いぞ~♪ 強いぞ~♪」

お子さんがいる方は、よく聞いたことがあるのではないでしょうか。

鬼がトラ柄のパンツをはくわけは、「鬼門(きもん)」に由来するそうです。

「鬼門」は“鬼の出入りする方角”として風水や陰陽道によって嫌われています。

「鬼門」は「北東」とされ、この方角は十二支にあてはめると「丑」「寅」の方角(うしとら)にあたります。

そのため鬼は、うしの角をもった姿で、とらのパンツを身に付けているんですね。

こうやって背景を考えていくと、日本の歴史が垣間見えて、童謡も面白いですね

 

まとめ

今回は、節分で渡辺さんが豆まきをしなくてよい理由、豆まきの由来、鬼のパンツがトラ柄の理由までをまとめました。

鬼退治をした武士と同じ姓を持っていたから渡辺さんは豆まきをしなくていいんですね。

全国の渡辺さん、今年からは福だけを呼び込みましょう。

「福はうち、福はうち」

 

 

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